活性化リンパ球療法

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当院で行う活性化リンパ球療法(免疫療法)とは

活性化自己リンパ球療法(免疫療法)とは、患者様本人の血液(約30ml)から、リンパ球を分離し、約1,000倍に活性化増殖させ、点滴で体内に戻す療法であり、
(1)がんの再発予防 (2)がんの進行の防止 (3)QOLの改善
に効果が期待ができます。
副作用が極めて少なく、身体に優しい治療法であり、多くのがん種に適応できます。

人の体内では常にがん細胞が生まれていますが、自然に備わった免疫力でがん細胞が増殖するのをおさえています。このがんの増殖を抑える役割を担っているのが 「リンパ球」であり、がんなどの悪性の細胞を排除します。
様々な理由により、免疫力が弱まってくると、がん細胞の増殖を抑える力が弱まり、がんが大きくなっていきます。
活性化自己リンパ球療法は、患者さまのリンパ球を活性化増殖させ、体内に戻すことで、弱った免疫力を回復させます。この免疫力を回復させることで、がんと戦う力が高まります。

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副作用について

抗がん剤のような患者様に辛い副作用はありません。
主に37℃程度の発熱が一部の患者様に見られ、当日中に自然解熱することがほとんどです。

患者様本人のリンパ球を使用していますので、拒絶反応など重篤な副作用はなく、抗がん剤や放射線の副作用の軽減も期待できることから、心と体にやさしい治療法です。

活性化リンパ球療法の有効性を証明する臨床研究の結果では、活性化リンパ球療法を実施した76名370投与のうち、発熱は50投与(13.5%)に見られました。

臨床研究についてはこちら

副作用の症状 370投与中 副作用が認められた数と割合
発熱 50投与 13.5%
頭痛 5投与 1.4%
吐き気 4投与 1.1%
めまい 1投与 0.3%
かゆみ 1投与 0.3%
頻脈 1投与 0.3%
合計 62投与 16.7%
LANCET,356,802-807(2000)

がんの治療法は一般的に以下の療法に大別されます

①手術 ②化学療法 ③放射線療法 ④免疫療法

④の免疫療法(活性化自己リンパ球療法)は第4の治療法といれていますが、4番目に選択する療法ではありません。

がんと診断された時、標準治療が第一選択となりますが、その際、免疫療法も選択肢に入れることが重要です。リンパ球療法単独での治療も可能ですが、免疫療法と標準治療(①手術 ②化学療法 ③放射線療法)を組み合わせることで、治療の相乗効果を期待することが出来ます。

免疫療法は患者さん自身の細胞を用いるため、副作用が軽度の微熱等のみで、身体に優しい治療法であり、患者様のQOLを損ねることはありません。また、ほとんどのがん種に適応できます。


手術後の治療として

手術でがんを完全に切除したと言われると、がんが治ったと感じてしまいますが、目に見えない小さいがんが残存もしくは、他の部位にすでに転移しているなどして、数年後再発が起こる場合が少なからずあります。 その割合は手術した時のがんの進行度に依存します。

手術後、この再発を未然に防ぐことが、がん治療を行う上で非常に重要になってきます。

免疫療法は、手術後の再発予防を目的として行った場合に最もその力を発揮できる治療法です。
当クリニックに技術指導をしている関根博士が行った臨床研究により、手術後の肝臓がんの再発率の減少、生存期間の延長が科学的に証明され、論文として発表されています。

論文の要約はこちら

手術でがんを完全に切除した後、できるだけ早い時期に活性化リンパ球療法を行うことは、再発・転移を防止する可能性を高めることになるため、効果的な治療の一つと考えています。

当クリニックではリンパ球の凍結保管技術がありますので、手術後、タイミングよく治療を開始するため、手術前に採血をして、リンパ球を保管することをお勧めします。

①早期がん(Ⅰ~Ⅱ期)の場合 がんの再発予防、転移のリスク低減、重複がんの予防に期待できます。
②進行がん(Ⅲ~Ⅳ期)の場合 がんの進行を遅らせること、患者様のQOLの改善に期待できます。

抗がん剤との併用

抗がん剤は増殖の速いがんに効きやすく、活性化リンパ球療法は増殖の遅いがんに効きやすいと言われていますので、併用することでお互いの弱点を補完する相乗効果が期待できます。

また、抗がん剤で弱ったがん細胞を最終的に攻撃するのがリンパ球です。
そこで、活性化リンパ球療法でリンパ球を補うことにより、効率よくがん細胞を排除できます。

さらに、抗がん剤はがん細胞とともに正常細胞も攻撃するので副作用が表れる事がありますが、活性化リンパ球療法は副作用によるリスクが少なく、抗がん剤と併用することで、免疫力を高めて副作用を軽減させる効果も期待できます。

抗がん剤はリンパ球にもダメージを与えます。抗がん剤治療中でも活性化リンパ球療法は行えますが、抗がん剤治療が進まない早い時期から活性化リンパ球療法を始めることをお勧めします。
当クリニックではリンパ球の凍結保管技術がありますので、抗がん剤治療前に採血をして、元気なリンパ球を保管することをお勧めします。

放射線療法との併用

放射線はがん細胞だけでなく、正常な細胞にもダメージを与えます。しかし、正常細胞とがん細胞を比べるとダメージから回復するペースは正常細胞の方が早くなります。その回復の差を利用して分割して放射線を当て、結果としてより大きなダメージをがん細胞に与えていくのが、放射線治療です。

放射線でダメージを受けても、生き残ったがん細胞が、しばらくしてまた大きくなってくる場合が少なからずあります。

このダメージをうけて生き残ったがん細胞を最終的に攻撃するのがリンパ球です。
そこで、活性化リンパ球療法でリンパ球を補うことにより、効率よくがん細胞を排除できます。

放射線治療はリンパ球にもダメージを与えます。放射線治療中でも活性化リンパ球療法は行えますが、放射線治療が進まない早い時期から活性化リンパ球療法を始めることをお勧めします。
当クリニックではリンパ球の凍結保管技術がありますので、放射線治療前に採血をして、元気なリンパ球を保管することをお勧めします。

標準治療をレンガに例えると免疫療法はセメントです

標準治療と免疫療法の二つが組み合わさることで、がんに立ち向かう壁ができるのです。


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活性化リンパ球療法によるがん治療
白山通りクリニック