がんと食養生

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がんにならない生き方

やっぱり和食

昔は簡単に手に入らなかった食べ物が、コンビニやファストフードで手軽に購入できるようになり、日本人の食生活は大きく変化しています。その結果、肥満などの「未病(病気につながるかもしれない状態)」の現代人が増えています。多くのがん患者さんは、まず肥満を治すことから治療を始める時代になっています。
現代の肥満の多くは「冷えたもの」&「糖分」が生んだ現代病です。

肥満や病気を予防し、健康と若さを維持するうえで役に立つ情報をお伝えいたします。
日々の生活習慣を正しくすることが、がんになりにくい生き方をつくることになります。

『養生訓』(貝原益軒)…ガン対策にもなる「食養生」の提案

腸を鍛えることで、病気を遠ざけ、寿命をのばす。江戸時代の日本人の知恵の結晶です。

① 養生の道とは、胃腸を鍛えることが第一である。
②おいしいものであっても、腹八分目で抑え、腹いっぱいになるまで食べてはいけない。(※現代では、七分目でちょうどよい)
③すべての食事はあっさりした薄味のものがよい。濃い味や脂っこいものをたくさん食べてはいけない。生もの、冷えたものは禁物である。吸い物は一椀、魚料理は一品、副食は一、二品にとどめる。
④ 体をあたためるものはよく、冷やすものはよくない。
⑤ 間食はよくない。
⑥ いくら体に合った食べ物でも、それが消化されないうちに続けて食べてはいけない
⑦ 夜遅くに食事をしてはいけない。食べてすぐに寝るのはよくない。すぐに寝ると病気になる。
⑧ 夕食は少なめにしたほうがよい。あっさりしたものを軽く食べるのがよい。
国立がん研究センターが推奨する「がんを防ぐための12か条」

特別なことはなく、日常生活の中で行えることばかりです。

① バランスのとれた栄養をとる
② 毎日、変化のある食生活を
③ 食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに
④ お酒はほどほどに
⑤ たばこは吸わないように
⑥ 食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
⑦ 塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
⑧ 焦げた部分はさける
⑨ かびの生えたものに注意
⑩ 日光に当たりすぎない
⑪ 適度にスポーツする
⑫ 体を清潔に

→和食のような伝統食中心の食生活
→貝原益軒『養生訓』や平野重誠『病家須知』以来言われ続けてきた内容
→週に一度くらいは洋食や中華などのバリエーション楽しんでよい
→多品目の食材を摂る
→冷蔵庫を過信せず、常に新鮮な食材を調理する
→調理の際の油煙や焦げの煙は吸い込まない
→何より、規則的に腹八分目を忘れないこと

食べないということが胃腸にとっての保養。

→間食は控えるべき。(食事と食事の間は胃腸を休ませる)
→風邪の時は、胃腸を休めるためにも、おかゆなどがよい。スタミナをつけるなどといい、レバニラを食べるのは逆効果。軽い食事で胃腸に負担を与えないように。

免疫細胞の60~70%は腸にある。

→腸に負担を与えると、免疫細胞が腸に釘付けになり、風邪ウイルスと闘えない。

腸内細菌を元気にする。→善玉菌を増やす。

→食物繊維の多い食品。酵母をとる。
→発酵食品。漬物、キムチ。発酵…野菜の糖分を分解する。

膵臓をいたわる

膵臓は体の中で一番代謝が活発(膵液・インスリンをつくる)な臓器で、タンパク質を合成しています。食事の時間になったらいつでも大量の消化液を出すことができます。膵液をムダに使わない、過剰に使わない(=膵臓を疲れさせない)という食べ方をすることで、老化を防ぎ、内臓を若く保つことができます。

①食事を抜く →膵臓に一番のダメージ
②時間外に食べる →①とペア
③大量に食べる

が、やってはいけない3つの食べ方です。無理に消化酵素をつくらせ、膵臓を2倍働かせます。 準備している膵液は無駄にしてしまい、腸が荒れてしまいます。

更に、間食・夜食(=時間外に食べる)、冷たいものを食べることもよくありません。冷たいものは消化酵素の働きを悪くしますし、膵臓自体も冷やしてしまいます。
夕食は主食を控えると、膵臓に負担をかけません。糖分を摂らず。炭水化物を控えましょう。たんぱく質と食物繊維を中心としたメニュー(野菜・きのこ類・海藻)がおススメです。甘いものはいけません。くれぐれも、「腸の筋肉を鍛える=暴飲暴食」と勘違いしないようにしましょう。

がんになってしまったら

人生の中間決算が赤字ということです。
⇒人生の経営理念、経営方針を変えることが必要です。自分でできない場合は、専門家を探し適切な意見を仰ぐこと(=がん治療)

がんの標準治療=外科手術・化学療法(抗がん剤治療)・放射線治療の3つ

画一的・平均的な治療 …ある意味で患者さんの人格と人権を無視したやり方
→それでも、がんを制圧することはできない。そのため、健康食品に頼る人たちも…(巨大な健康食品マーケット)。
様々な情報、誤った情報など、に惑わされることもあります。

がん治療における漢方の活かし方

・免疫力を高め、がん治療に耐えられる体を作る
・全身状態が改善すれば、患者様のQOLを高めることもできる

がん治療におけるサプリメントの活かし方

・まずは、医師や薬剤師、栄養士など公的な医療資格を持つ人に相談しましょう。
・がん治療にあたっては、サプリメントだけに頼るのは危険です。サプリメントはあくまで食品の一つであり、薬ではありません。
・東洋医学的にみた場合、虚証に向くサプリメントと実証に向くサプリメントがあります。自分の体質に合ったサプリメントを摂ることが重要です。

どんなものを食べればよいのか?

~注意すべき食品~
一般的に健康に良いと思われている食べ物にも注意点があります。

大豆 皮が腸に入ると腸に負担がかかる。(免疫を障害する働きがある)
豆腐(昔ながらの皮をとりオカラにする製法のもの)はよい。大量に作られている豆腐は注意(皮も使ってしまっているから)。潰瘍性大腸炎のある人。皮膚疾患を持つ人にはよくない。
果物 今の果物は糖分が多く。ガン細胞の餌となる。一方でビタミンCは少なくなっている。ビタミンCの補給は漬け物がよいので、漬け物を食べましょう。
野菜ジュース 年々、野菜の品種が改良され、野菜の水分・糖分が増えた。一方、ビタミン・ミネラルなどの栄養素は格段に減少した。糖分が多いので飲みすぎには注意しましょう。(30年前くらいの野菜で作る野菜ジュースはよかった)
牛乳 乳脂肪の摂り過ぎに注意。チーズ、ヨーグルトならばほどほどでよい。
参考書籍
①『腸を鍛えてやせる!健康になる!』:丁 宗鐵 (主婦の友社)
『がんにならない生き方』:丁 宗鐵  (新潮社)
③「トクホ飲料の飲みすぎ&冷やしすぎにはご用心!」~名医が教えるトクホの新常識から上手な付き合い方まで~
『女性自身9月4日号』(83~88P): 丁 宗鐵 監修(光文社)

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