がんと食養生

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がんの嫌がる食事

がんを防ぐには、毎日の食生活を見直すことが必要です。そのためには、まずは自分の体質を正しく把握する必要があります。

まずは自分の体質を知る

体質という考え方が東洋医学ではとても大切です。一例をあげてみると、日常生活の中で体力がある人(=実証)、体力のない人(=虚証)という体質の状態に分けることができると考えます。そして、がんになりやすい体質、なりにくい体質があります。その違いを知って、食生活を含む生活習慣全般を改善し、がんになりにくい生き方を目指しましょう。

また、西洋医学では病名が同じであれば、多くの場合、体質に拘わらず同じ薬や治療法が選択されます。治療の際には個人の体質は考慮されません。一方、東洋医学では個人差と体質を重んじて、一人ひとりの体質に合わせた治療が行われます。

→組み合わせ療法…がん患者様自らが、「がんをコントロールする」という意識を持ち、変化しつつある西洋医学のメリットを利用しながら、漢方のメリットも活用。

がんの嫌がる食事 自分の腸の体質を知ろう

がんの患者様によくあるケースは、「実証」タイプです。実証タイプの人は、もともと免疫機能が乱れるような生活を好んでする傾向があります。

具体的にとるべき生活習慣
  • ~糖分を控えて、あたためることが、ガンの苦手な環境を作ることになる~
    →「粗食」がよい。栄養価の高いもの、糖分多いもの…がんの餌
    →太っている場合は、痩せる努力をする
    →糖分を控える。糖分は病気が食べさせる。
    →体を冷やさない努力を。食品自体の性質(食性)を知る。締め付ける服は着ない。毎日湯船に入る。

日々進歩している新しいがん治療を受けるためにも、時間をかせぐことが重要です。

食事でがんは治らないが進行をコントロールすることはできる


免疫を強める食事

まずは腸を鍛える

腸が怠ける3大中毒 …消化に手間がかからなく、腸が働く必要がない。
「糖中毒」「アミノ酸中毒」「脂肪酸中毒」

腸が怠ける三大物質

糖中毒度をチェック

「糖」はこれ以上分解する必要がないため、食べてもそのまま吸収でき、腸が働く必要がほとんどありません。「糖」ばかり食べていると、腸の筋肉がだんだん弱って動きも悪くなり、循環も悪くなって、腸全体が萎縮を起こし腸壁が薄くなってしまいます。すると、代謝が下がり、消費エネルギーが減り、やせにくい体になってくるのです。また、腸が萎縮すると楽に吸収できる「糖」を欲しがり、よけいに甘いものを摂ってしまう。その結果、腸は更に萎縮、また「糖」を欲しがる…という悪循環に。

このような理由で、糖中毒は「痩せにくい肥満」「体調不良」の原因となります。つまり、腸の衰えが「未病」を生むのです。反対に、腸を鍛えることで、様々な病気を予防することができるのです。

※未病…病気でもないが健康でもない状態→病気につながるかもしれない状態

~ 腸の重要性 ~

  • ・腸の働きは、便を排泄する時以外は脳から独立している。自分で判断し、食べ物を消化吸収し、有害なものを排除し、体を守っている。
    ・腸には神経伝達物質の多くがある。セロトニンは90%以上が腸にある。
    ・体の免疫細胞は腸に集まっている(リンパ球の60~70%は腸にいる)
    ・小腸の粘液には、パイエル板(リンパ節のようなもの)がたくさんある。腸は免疫臓器ともいえる。

糖分の摂り過ぎなどで腸が弱ると、ホルモン分泌も減ってしまいます。免疫も弱り、がんになりやすい状態になるのです。腸の状態は、がんの進行に非常に影響があり、がん治療中の場合でも、腸を守ることが、がんと闘うためには重要なことです。

腸の筋肉を鍛えることで、肥満を解消するダイエットにもなり、また、がんの予防にもなるのです。腸は免疫系の土台ですから、腸の状態を良くすることで、免疫細胞の循環や活動性を高めることができます。

腸を鍛えるための食事の方法

「食べる時間」が重要

食事の時間が乱れることで、ホルモン系、代謝系も乱れてしまいます。
→食事の時間・睡眠時間を規則正しくすること > 高価なサプリメント・ドリンク剤
→体に良い食べ物を不規則な時間帯に食べるならば、極端にいえば、体に悪い食べ物でも時間通りに食べた方がマシ(…もちろん体に良い食べ物を規則正しく摂るのが一番です)

まずは、日中リズムをととのえましょう。(昼間は交感神経、夜は副交感神経(=自律神経)ときちんと入れ替わること)つまり、昼よく働き、夜はぐっすり眠る、生活のメリハリをつけることです。仕事と食事の時間、睡眠時間を規則正しくすることが大切です。 →副交感神経は夜寝ている時が優位、腸の働きを支配している。 →現代社会では、交感神経が優位の人が求められる傾向。色々な病気を生んでいる。

「食べる順番」も重要(カロリー計算だけでは無意味)

まずは、温かいものを食べ、次に冷たいものを食べるのが良いでしょう。代謝が上がり、汗をかく方がよいです。温かいものは、消化酵素の働きがよくなり、消化吸収が早くなり、血糖値も早く上がります。末梢の循環がよくなり、血液循環もよくなって、脳の方に栄養がいき満足感が得られます。反対に、冷たいものは脳を満足させるために、糖分が多くなりがちです。

食べ物の嗜好の変化に気をつける

食べ物の嗜好と病気の状態はよく一致します。

急に甘党になったら… → ガンを疑いましょう

がんは甘いもの(糖)をたくさん欲しがります。がん細胞はエネルギー源の糖を普通の3~8倍消費して、どんどん増殖していきます。また、活動(代謝)が激しいため過熱気味になり、冷たいものも欲します。 冬なのにアイスクリームを食べているなどは、要注意。

がんになりやすい食べ物(リスクが高まる食べ物)

・糖分、果物を摂りすぎる…膵臓がんが多く見られる
・熱い飲食物を好む、アルコールを嗜好する…食道がん
・塩分を過剰に摂る…胃がん
・動物性、植物性に拘らずタンパク質を大量に摂取する…大腸がん

極端に神経質になることは逆によくありませんので、万事中庸をこころがけ、「食事とがん」の関係を頭にいれ、正しい食べ方をすることが重要です。

参考書籍
①『腸を鍛えてやせる!健康になる!』:丁 宗鐵 (主婦の友社)
『がんにならない生き方』:丁 宗鐵 (新潮社)
③「トクホ飲料の飲みすぎ&冷やしすぎにはご用心!」~名医が教えるトクホの新常識から上手な付き合い方まで~
『女性自身9月4日号』(83~88P): 丁 宗鐵 監修(光文社)

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