提携病院の先生方のお話

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團 茂樹 先生

宇部内科小児科医院 團 茂樹 先生のご意見

がん治療については、早期であれば、手術または放射線で治療することに異論はないと考えます。白血病や悪性リンパ腫はほぼ確立された治療法があります。
ここでは固形がんの治療について述べてみます。

再発の可能性の高いがんや、すでに再発をしていたり、進行している場合の治療には誰もが苦慮するところです。再発予防の治療については、6~12ヶ月の間、抗がん剤治療を、場合によっては放射線治療をするのが大方の意見です。
再発していたり、進行している場合は抗がん剤治療や放射線治療を適宜行いながらずっとその経過を追うことになります。

ここで、特に抗がん剤治療において、その副作用を最小限にし、患者さんの望んでいる最大の効果を得るという当たり前の治療が、種々の法的制約があったり、経験豊富かつ親身になれるドクターが限られているため、あまり行われていない現状もあります。
よりよい治療を求めるなら、患者さん側も、いろいろな情報を持っておく必要があります。セカンドオピニオンもあればいいでしょう。

そのうえで、主治医と治療効果の判定を話し合い、納得する治療を遂行することです。患者さんの時々刻々かわる状態に対して、抗がん剤の種類、組み合わせ、または、投与量をさじ加減してもらうことです。
人の命がかかっていることです。遠慮はいりません。それに、一般的に強い自覚する副作用および強い血液検査上の副作用や、強い痛みを無理に我慢すると体力や免疫力を落としてしまい、延命にはつながりません。ただ苦しむだけです。

抗がん剤の治療では、痛みを緩和することは当然として、強い吐き気や苦しみもなく、腫瘍マーカーが減少するかまたは、あまり増加せず、画像が見られるものなら、腫瘍のサイズが縮小もしくは横ばいがみとめられ、かつ血液データがあまり悪化しなければ効果ありと考えてよいでしょう。

ただ、今私が気になっていることは、多くのがん治療の専門家は、白血球数は気にされますが、その中の好中球数のみ注意してリンパ球数は気にしていません。
しかしその反面いろんな学者も含め、免疫の主体をリンパ球が担っており、キラーT細胞、NK細胞、NKT細胞、ヘルパーT細胞などのリンパ球が協力しあいながらがんと戦っていると考えています。多くのがん患者さんではリンパ球数が減っています。このリンパ球数にも配慮しながら治療すればもっと再発が抑えられる可能性が高まるのではないかと考えます。

概算としてがん細胞1億個が直径1センチ重さ1グラムくらいといわれています。また1個のがん細胞に対してリンパ球は10個くらい必要という説もあります。画像で発見できる腫瘍の大きさは場所によりますが、5ミリ以上からでしょう。私は自分のリンパ球を増やして免疫力を高めようとする、活性化自己リンパ球療法や自律神経免疫療法(刺絡療法)に興味と期待を持っています。目に見えない縮小がんや1センチくらいまでの大きさなら理論的に試す価値はあると思います。または腫瘍が大きすぎて消失は期待しないが、がんと共存する目的ならそれは試す価値はありあそうです。

いずれの場合にも、主治医とともに、腫瘍マーカーやリンパ球数などを見ながら評価してゆく必要があると思います。個人的には2~3センチ以上の大きさの腫瘍の消失を目的とするなら、抗がん剤や放射線の治療も必要と思います。しかしこれらの治療では、リンパ球数を減らしてしまうというジレンマがあります。

多くの健康食品の効果については、誇大広告がまかり通っています。おそらく2~3センチ以上のがんがこれで消失したという報告は、医学雑誌では見られません。しかし免疫力を高めるということであれば、たとえば、減少しているリンパ球数が増えるとか腫瘍マーカーが落ち着いてくるというような客観的データで見ていくことが望ましいと考えます。その判定は3ヶ月くらいが目安でしょう。

とにかくいかなる場合にもセカンドオピニオンを含む相談に乗ってくれる主治医を持つことです。

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