免疫療法 治療実績
脳腫瘍(グリオブラストーマ:膠芽腫)症例2
初診時56歳男性
グリオブラストーマは、原発性脳腫瘍のうち悪性度の最も高い神経膠芽腫で、浸潤が早く手術による全摘は困難で、平均生存期間は約1年と極めて予後不良である脳腫瘍です。また、放射線療法や化学療法も本脳腫瘍には、ほとんど効果が無いと言われています。
悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)と診断され、脳腫瘍全摘出術及び化学療法と放射線療法を実施後、活性化自己リンパ球療法(免疫療法)による脳腫瘍治療を開始しました。写真1は脳腫瘍の手術前と後の画像です。手術で、腫瘍部分を広範囲に摘出しています。

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手術後、月に1回の頻度で活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療を開始しましたが、脳腫瘍治療8ヵ月後に再発しました(写真2) 再発後、週に1回の頻度で治療を行ったところ、脳腫瘍の増大は止まりました(再発後29ヶ月間)(写真3、4)。 この後、活性化自己リンパ球による治療を中断したところ、中断後5ヶ月で脳腫瘍は急速に増大し、全経過3年9ヶ月(中断後8ヶ月)でお亡くなりになりました。活性化自己リンパ球療法による治療は延べ160回施行され、治療継続中、重篤な副作用は全くありませんでした。 悪性脳腫瘍で術後再発予防目的で活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療を施行し、3年以上、無再発で継続されている症例がその他に5例中3例(内1例は10年以上)あります(現在論文作成中)。悪性脳腫瘍(グリオブラストーマ)の適応には、手術で脳腫瘍が出来る限りきれいに摘出されることが条件になりますが、活性化自己リンパ球療法による脳腫瘍治療は、予後不良なこのような症例に対して「再発予防」を目的とした重要な治療手段になる可能性があると考えられます。 ![]() |
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